2013.05.23更新

「親の遺産相続」「親の葬式の準備」というと、どうしても敷居が高く、生前に死後についての具体的な話をしたり、プロの税理士を呼んでミーティングなどを行うのは躊躇してしまうという人も少なからずいることでしょう。

それでは病院で死を見届けた後に、相続や葬式についての相談話を持ちかけてくるような、病院と癒着している税理士や葬儀屋やその他の業者は、果たして信用できるものなのでしょうか。

生前に具体的な話を全くしていないという場合は、身近な人間の死で、気持ちが重くなり、心労が重なっているところに加えて、素早く、間違いなく葬式の準備を整える必要があるのですから、どうしても「プロにすべておまかせ」というスタンスになってしまい、ついうっかり大事なことを見逃していたり、損をしているような気がするけれど、他人と比べられない事柄なだけに、誰にも相談できない状態が長期間続くという事態にもなりかねません。

親や同居家族が会社経営を行っていて、土地や不動産やまとまった金銭のやりとりや、財産分与、相続の手続きを行う必要があり、子や孫などの残された家族たちが、長期間それを理解できないままでいるうえ、税金ばかりがかさむのは非常にもったいないことです。

投稿者: 宮崎知行税理士事務所

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