2013.12.05更新

生前対策は、税務上でも、法律上でも非常に重要です。
相続財産があるのかどうか、また、相続人は誰かを事前に把握しておくことが、
親族間の訴訟などのトラブルを防ぐ意味や節税的な意味でも重要だからです。
相続財産をきちんと把握しておかなければ、相続の際、
相続税の申告漏れの原因にもなります。

また、負債も相続財産に含まれますから、それも事前に把握しておくことで、
実際は払わなくてもいい相続税を誤って払ってしまうことも防げます。
場合によっては相続放棄や限定承認という選択もする事ができます。

生前対策でありがちなのが、遺言と生前贈与の問題です。
まず、遺言書についてですが、遺言書をご自身の判断で書いてしまって、
実際の相続の際、法律上の効力がないというケースがあります。

相続分に親族が納得せずに、訴訟に至ってしまうというケースもあります。
これらのケースは、生前対策をきっかけとして、専門家に相談し、親族が集まり、
よく話し合いを持たれることで防ぐことができます。

次に生前贈与についてですが、法律上有効な贈与ができていなかったがために、
相続の際、相続財産に含まれ、相続税がかかってしまうというケースがあります。
これも専門家に相談することで、こういったトラブルを防ぐことができます。
例にあげた問題以外にも、生前対策の際には、一般の方にはわかりにくい、
留意する点が多数ありますので、是非当事務所にご相談ください。

投稿者: 宮崎知行税理士事務所

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